吉見百穴 ~その弐~ 勾玉作り

吉見百穴を散策した後、敷地内に隣接する『吉見町埋蔵文化財センター』にて展示物の見学と体験学習「勾玉作り」にチャレンジします。いずれも私が小学生だった30年前は、この施設はありませんでした。建物が新しかったので、ごく最近のものと思われます。
兎に角、先日訪れた「小川和紙・紙漉き体験」同様…コスパが高いです!「埴輪・土器作り体験」は、かなりコスパ高しです。今回は娘の希望で「勾玉作り」にチャレンジします。★勾玉作り(体験学習)350円を受付に支払い、学習室にてチケットを渡します。
様々な色彩の石(滑石)から勾玉の基を選びます。
紙ヤスリ(粗目・中目・細目)・平棒ヤスリ・丸棒ヤスリも貸してもらえます。
水に浸した新聞紙(削った粉が飛び散らないよう)が入れてあるトレイ
描いてある線までひたすら紙ヤスリ・棒ヤスリを使い削ってゆきます!
兎に角、丸みを出すのに時間がかかります。大きなキズをなくすために中目の紙やすりで全体を削り、仕上げに水をつけて細目の紙ヤスリで全体を磨きます!形に近づくまで1時間強!粉がこんなにでました。
好きな色の紐とビーズを付けます。完成するとこんな感じになりました!乾いたタオルでこすったり、ハンドクリームや食用油を塗りこむと光沢でます。
350円で、勾玉を体験製作できて自分の思い出の品になるのは正直コスパ最強だと思います!小学生ならば更にテンションは上がるでしょう。低学年では、少し難しいので親子で一緒に作り楽しい思い出になると思います。吉見百穴の洞窟も楽しめますが、是非体験教室も満喫してください。次回は500円で「埴輪作り」にチャレンジしたいと思います!乾燥・焼き上がりまで1ヶ月かかるそうです。正に…穴どるなかれ「吉見百穴」!★勾玉豆知識(画像・館内展示物)●勾玉はなぜ、あの形?縄文時代に、動物の牙に穴を開けて作った「きば玉」をもとに、形が整えられて勾玉になったと考えられています。
●勾玉は何に使われたのか?冠飾りや首飾りなどに使われていたようです。単なる飾りではなく「お守り」としての役割が強かったようです。
●勾玉は何でできているの?ヒスイ・水晶・碧玉・メノウ・ガラスなどで作られたものは地位が高い人が使っていたようです。やや加工がし易い滑石製や土製の勾玉も多数あります。
●穴はどうやってあけたのか?古墳時代前半までは竹製のきりに研磨剤を混ぜて、その摩擦であけていました。古墳時代後半からは鉄製のきりを使っていたようです。
●埼玉県の「県章」の由来は?埼玉県では、さきたま古墳群をはじめ多くの古墳から勾玉が出土していました。また、県名の「埼玉」は「さきみたま(幸魂)=幸玉」の意味があり、勾玉がその象徴です。県章のデザインは勾玉16個を円形に配置したもので、「太陽・発展・情熱・力強さ」を表し、東京オリンピックの開催を期に昭和39年9月1日に制定されました。
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