人生の後半で、ではなく、今、趣味を始めよう。一日一九時間、仕事に没頭する毎日を送ってきた秋元康が、40代半ばになって趣味の陶芸に夢中になっている。今なぜこの年で趣味を始めたのか。同世代の読者にむけて、初めの一歩を強力に後押しする。人生の濃さを決める「趣味力」とは何か、著者は諄々と語りはじめた。【感想】秋元氏の本を初めて読んでみました。放送作家・作詞家・プロデューサーなどなどの顔を持ちながら、趣味を通して人生半分の40歳からの生き方を学びました。文章もすんなり入ってきて、非常に読み易く内容が濃いです。下手なハウツー本で時間を無駄にするより…この本は大変お薦めな一冊です。自分の趣味に行き詰まりを感じはじめていて、何気なくネットを見てたら秋元康氏の「趣味力」が目にとまり、違った切り口となるかなと思いポチりました。期待以上に秋元康視点からの生き方のヒントとして、これからの人生が色濃くなるような気がします。