リトル・ミス・サンシャイン

まったり観れるコメディ映画だと思ってレンタルした映画。家族がルート66をロスアンゼルスで行われるミスコンに向かうロードムービーなのだが…この物語の家庭は、ここまで不幸になっていくのかっ!てな内容のブラックコメディ映画でした。飛び切り面白かったわけじゃないけど、飛び切り印象に残った作品であった。映画って、個々の人生の足跡や僕にとって、観てきた映画の一つ一つは「履歴書」として自身の中で起こり得た様々な角度や価値観で鑑賞しているので、強い印象が生き方を「時を演じる舞台」として反映してくるものだと認識している。リトル・ミス・サンシャインの最後にこんな台詞がでてくる…彼は人生を振り返り苦しんだ月日こそ…自分を形成した最良の日々だと悟る幸せな月日はムダに過ぎて何も学ばない彼とは、「失われた時を求めて」の作者プルーストであるが…僕自身に強く印象に残った台詞であった。いろいろあってシンドイことの方が多い生き方をしているけれど、少なくとも僕自身の「個」に色付けされ、僕の「映画履歴書」に深く刻まれた影響力の大きな作品でした。「シャキーーーン」と応援よろしくお願いします!
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