部屋で休む間もなく、お猿さんの写真撮影大会が終えた17時頃に、後楽館自慢の温泉に入りに行きます。旅で疲れた身体を癒す温泉時間はこのうえなく至福のひと時です!!
開業は1864年で、約150年以上の歴史があります。宿は3階建ての木造で和室が13室あります。建物の窓という窓全てに緑色の網がかかっていて、「網をしておかないとサルが入って来てしまうんです。」…とご主人がおっしゃっていました。宿はご主人1人で運営されているようで、閑散とした鄙びた感がまた溜まりません。敷地内には、こんなお堂もあり、雰囲気抜群です!!
渋の地地獄谷噴泉ここの噴泉は、岩襞から分かれてきたガスが、温泉とともに熱気を噴き上げるもので、火山現象としては極めて珍しいらしいのです。噴泉の周りの雪?氷?は青みを帯びてちょっと神秘的でした。地獄谷野猿公苑の入口の手前の散策路からも見下ろすことが出来ます。
間欠泉と違い絶えずすごい勢いで白い蒸気が上がっています。天明三年(1782年)に一時とまったというが、ずーっと噴き続けているとは自然の凄さ?力?不思議?そんなことを感じました。噴き続けている光景は意外と飽きることないので、温泉に浸かりながらボーっと眺めてしますのです!!
「延命の湯」と名づけられているお湯は無色透明、無味無臭で、内湯は木の香りがいい匂いでした。ただ源泉のみだと熱すぎて入浴できないけど、水で薄めての入浴となります。●男湯1 女湯1 露天風呂2 家族風呂2●温泉使用量(㍑/分)・・・134●源泉温度(度)・・・62.2~75.6度●加水・加温・・・加水あり●泉質・・・ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物温泉、単純硫黄温泉、他●利用形態・・・源泉かけ流し
アメリカの雑誌「ライフ」でお猿さんが入浴している写真が表紙をかざり有名となった温泉がここ後楽館で、それからネットを通じて、世界的に有名になりました。実際お猿さんが入浴しているシーンの目撃情報は多く、冬の朝方限定に運がよければ、かなりの確率で見ることができるそうなのです。私が一人で入浴していると何匹もお猿さんが通り、そのうち一匹が温泉に入りはしなかったけれど、近くで寝転がっていました。
景色は良く、前には横湯川が流れているので川の音も心地いい。露天風呂は思ったより広くゆったり入れて、夏の夜には「蛍」が飛び交って、幻想的な入浴となりそうです。
転地効果で癒されて、身体も温まったところで、温泉から上がり、一眼レフ片手に旅館の敷地内を少し探検してみました。噴泉を背景に鄙びた宿を撮影してみました。美味しい山の空気の中での「安らぎ」のひと時です!!
温泉&探検を終えて、部屋に戻るとすっかりに夜になっていて、お猿さんたちも山に帰ってしまったようです。宿の食堂へと向かいます。この裸電球の下で食べるとは、また味があって、雰囲気がでます。
イワナとイナゴです。普段食べ物の写真を撮るのは好きなのですが、こちらしか撮影しませんでした。この他、メインの鴨鍋・天ぷらなどがあり、大食漢の私でもお腹がみたされました!!
その後、部屋にテレビが無いので、布団に入ってスマホをやっていたら…身体が疲れていたので、夜21時に寝落ちしてしまいました……(ガックリ)気づいた朝の6時になっていました。
今までに日本全国の温泉に入り、『日本秘湯を守る会』の温泉の中でもTOP3に入るほどの温泉でした!!この提灯を見るとテンションが上がります!!全国各地にまだまだある温泉に更なる期待を寄せるのでした。★地獄谷温泉 後楽館(←サイトにリンクしています。)
★2017年3月18日の旅上田城眞田神社黒猫大明神山本勘助(道鬼)墓地獄谷温泉 後楽館 ~その壱~地獄谷温泉 後楽館 ~その弐~★2017年3月19日の旅地獄谷野猿公苑 ~SNOW MONKEY PARK~小布施&北斎信州・善光寺★ここまで読んでいただきありがとうございます!数あるブログの中から…「NAHKI Blog」に遊びに来ていただき感謝!貴方の日常の貴重な時間をいただき感激!↓ブログランキングに参加しています。
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